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Scissor LaTeX での float、wrapfig、rotating

Scissor LaTeX では float、wrapfig、rotating パッケージは一部のみ動作します。float の [H] は図を書いた位置にそのまま置きます。wrapfigure と wraptable はテキストが回り込まない通常の中央揃えのフロートになり、sidewaysfigure と sidewaystable は回転せず、\newfloat と \restylefloat は認識されません。

パッケージの役割

  • float は配置指定 [H](「必ずここに置き、動かさない」)と、独自のフロートの種類やスタイルを作る \newfloat と \restylefloat を追加します。
  • wrapfig は wrapfigure と wraptable を追加します。テキストの横に置かれ、段落がその周りに回り込みます。
  • rotating は、フロートを 90 度回転させて単独のページに置く sidewaysfigure と sidewaystable、そして任意の内容を回転させる turn と rotate 環境を追加します。

ここで動作するもの

機能Scissor LaTeX では備考
\begin{figure}[H]動作する図はテキスト中の書いた位置にとどまります。
\newfloat, \floatstyle, \restylefloat非対応「問題」タブに注記を出してスキップされ、引数はテキストとして出力されます。
wrapfigure, wraptable一部のみキャプション付きの通常の中央揃えの図または表になります。テキストは回り込まず、幅は無視されます。
sidewaysfigure, sidewaystable一部のみ回転しない通常の図または表になります。
landscape(pdflscape, lscape)一部のみ内容は通常のページに残ります。
turn, rotate 環境非対応内容は回転せずに残り、角度がテキストとして出力されます。

例

[H] で図を 2 つの段落の間に保ちます。

[H] で図をここに置く

LaTeXプリアンブル: \usepackage{float}エディタで開く (新しいタブで開きます)
John Doe measured the length of 44 rods.
\begin{figure}[H]
  \centering
  \fbox{Histogram of the rod lengths}
  \caption{Rod lengths.}
\end{figure}
Most rods are close to the mean.
Scissor LaTeX による組版: [H] で図をここに置く

wrapfigure は通常の中央揃えの図になり、テキストはその下に続きます。

回り込みのない wrapfigure

LaTeXプリアンブル: \usepackage{wrapfig}エディタで開く (新しいタブで開きます)
\begin{wrapfigure}{r}{0.4\textwidth}
  \centering
  \fbox{Portrait}
  \caption{Erika Mustermann.}
\end{wrapfigure}
Erika Mustermann has led the lab since 2021. In a TeX installation
this paragraph would flow around the portrait on the right; here it
starts below the figure.
Scissor LaTeX による組版: 回り込みのない wrapfigure

sidewaystable は内容を保ったまま、回転しません。

sidewaystable は回転しない

LaTeXプリアンブル: \usepackage{rotating}エディタで開く (新しいタブで開きます)
\begin{sidewaystable}
  \centering
  \caption{A wide table.}
  \begin{tabular}{lrrrr}
    Year & Q1 & Q2 & Q3 & Q4 \\
    2025 & 44 & 47 & 51 & 50 \\
  \end{tabular}
\end{sidewaystable}

互換性

  • TeX のインストール環境からここへ: 文書は組版されます。回り込みのある図は全幅のフロートとして表示され、回転したフロートは正立したままなので、非常に幅の広い表は余白からはみ出すことがあります。
  • ここから TeX のインストール環境へ: 文書はそのまま変更なしでコンパイルでき、回り込みと回転が適用されます。

完全なマニュアルは CTAN にあります:ctan.org/pkg/float、ctan.org/pkg/wrapfig、ctan.org/pkg/rotating。配置全般についてはフロート:図と表の配置をご覧ください。

フロート、図と画像、caption, subcaptionもご覧ください。

よくある質問

図が移動しないようにするにはどうすればよいですか?

float を読み込んで \begin{figure}[H] と書いてください。ここでは h を含む配置指定でも図はその場にとどまります。

画像の周りにテキストを回り込ませられますか?

まだできません。wrapfigure は、後続のテキストの上に置かれる通常の図として表示されます。

このページの例はすべて、サイトのビルド時に Scissor LaTeX で組版されています。 最終更新:2026-11-07