LaTeX のグラフと図:pgfplots と TikZ
Scissor LaTeX ではグラフも図も使えます。よく使われる機能の大部分について pgfplots と TikZ の図を自前で描くので、tikzpicture も文書のほかの部分と同じようにブラウザで組版されます。
ここでのグラフの仕組み
TeX のインストール環境では、TeX で書かれた大きなプログラムである pgfplots と TikZ のパッケージが実行されます。Scissor LaTeX は内部に TeX を持たないため、組版エンジンが図のコードを自分で読み取り、線、マーカー、軸、ラベルを直接描きます。日常的なグラフや図のほとんどは、期待どおりに描かれます。まだ認識できないオプションは読み飛ばされ、「問題」タブにその名前が表示されるので、図の残りの部分はそのまま表示されます。
グラフなら pgfplots の基本から、図なら TikZ で描く図から始めましょう。対応しているすべての機能は、パッケージのページ pgfplots と TikZ に載っています。
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- pgfplots の基本:LaTeX のグラフを例で学ぶ
pgfplotsを読み込み、tikzpictureの中にaxisを置いて、各データ系列を座標の列か数式で\addplotで追加します。 - pgfplots の折れ線グラフ
axisの中に線ごとに 1 つの\addplotを追加します。red、dashed、thick、mark=square*などのオプションでそれぞれのスタイルを指定するか、サイクルリストに選ばせます。 - pgfplots の散布図pgfplots の
axisの中の\addplotにonly marksを追加すると、点が線なしで描かれます。形はmark=で選び、点は座標か表から読み込みます。 - pgfplots の棒グラフpgfplots の
axisにybar(縦棒)かxbar(横棒)を追加し、symbolic x coordsでカテゴリに名前を付け、各系列を座標付きの\addplotで指定します。 - pgfplots の誤差棒
\addplotのオプションにerror bars/.cd, y dir=both, y explicitを追加し、各点の後に+- (0, error)と誤差を書くか、y error=で表の列から誤差を読み込みます。 - pgfplots の対数軸
axisをsemilogyaxis(y が対数)、semilogxaxis(x が対数)、loglogaxis(両方)に置き換えるか、通常のaxisにymode=logやxmode=logを指定します。 - groupplots で複数のグラフを格子状に並べる
groupplotsライブラリを読み込み、group style={group size=2 by 1}を指定してgroupplot環境を開き、各グラフを\nextgroupplotで始めます。 - 等高線、ヒートマップ、カラーマップ
view={0}{90}を指定した軸で\addplot3を使います。ヒートマップにはsurfかmatrix plot、塗りつぶした等高線にはcontour filledを使い、目盛りにはcolorbarとcolormapを追加します。 - CSV ファイルのデータをプロットするファイルをプロジェクトに追加し、pgfplots の
axisの中に\addplot table[x=col1, y=col2, col sep=comma] {file.csv};と書きます。 - TikZ で描く図
tikzpictureの中に、\draw (0,0) -- (2,1);、\draw (1,1) circle (0.5);、\fill[blue] (0,0) rectangle (1,1);のようなパスのコマンドを書き、それぞれセミコロンで終えます。 - TikZ のノード、矢印、ダイアグラム各箱を
\node[draw] (name) {text};で置き、次の箱を positioning ライブラリ(right=of name)で配置して、\draw[->] (a) -- (b);で結びます。