LaTeX の数式のアクセント
数式モードで、アクセントのコマンドに文字を波かっこで渡します。\hat{x} で x̂、\bar{x} で x̄、\vec{v} で矢印、\dot{x} でドットになります。\widehat と \overline は複数の文字にまたがって伸びます。
1 文字に付けるアクセント
アクセントのコマンドは、飾る対象を 1 つ引数に取ります。文字のスペースはそのまま保たれるので、\hat{x} は x と同じ幅になります。
よく使うアクセント
\hat{x} \quad \bar{x} \quad \tilde{n} \quad \vec{v} \quad \dot{x} \quad \ddot{x}
\quad \acute{a} \quad \grave{a} \quad \check{a} \quad \breve{a} \quad \mathring{a}i や j にアクセントを付けるときは、アクセントが点の上に乗らないよう、点のない文字 \imath と \jmath を使います:\hat{\imath}。
幅広のアクセント、線、波かっこ
\widehat、\widetilde、\overline、\underline は引数全体にわたって伸びます。\overrightarrow は 2 点の上にベクトルの矢印を描きます。\overbrace と \underbrace には ^ や _ でラベルを付けられます。
伸びるアクセント
\widehat{ABC} \qquad \widetilde{xyz} \qquad \overline{z + w} \qquad \underline{44}
\qquad \overrightarrow{PQ} \qquad
\underbrace{a + \cdots + a}_{n \text{ times}} = \overbrace{n a}^{\text{product}}打ち消し線と囲み
cancel パッケージの \cancel、\bcancel、\xcancel は項に打ち消し線を引くので、約分される部分を示すのに便利です。amsmath の \boxed は結果を枠で囲みます。\cancel は右上がりの線を、\bcancel は右下がりの線を引きます。\xcancel は本来 2 本の線を交差させて描きますが、Scissor LaTeX では現在 \cancel と同じく 1 本の線になります。
項の打ち消しと結果の囲み
\frac{\cancel{3} \cdot 44}{\cancel{3}} = \boxed{44} \qquad \bcancel{x} \quad \xcancel{y}すべてのアクセント
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\not\cancel\xcancel\bcancel\sout\grave\acute\hat\widehat\tilde\widetilde\bar\breve\dot\ddot\dddot\ddddot\H\check\widecheck\u\v\r\vec\overrightarrow\overleftarrow\overline\underline\overbrace\underbrace\overbracket\underbracket\boxed
\overline と \underline は上の例のとおり使えますが、一覧には載っていません。一覧にある \H、\u、\v、\r は、テキストのアクセント ő、ă、č、å の数式版です。
関連ページ
- 矢印の代わりに v のような太字のベクトルを使うには数式フォントをご覧ください。
\xrightarrowなどのラベル付きの矢印は矢印をご覧ください。- アクセントは CTAN の amsmath のドキュメントで説明されています。
よくある質問
\bar と \overline の違いは何ですか?
\bar は 1 文字用の短いアクセントで、x̄ になります。\overline は引数全体の上に線を引くので、z + w の複素共役のように 2 文字以上に使います。
LaTeX で矢印付きのベクトルを書くにはどうすればよいですか?
1 文字なら \vec{v}、2 文字以上なら \overrightarrow{AB} を使います。ベクトルを太字で書く文献も多く、その場合は \mathbf{v} を使います。
時間微分のドットを書くにはどうすればよいですか?
\dot{x} でドット 1 つ、\ddot{x} で 2 つ、\dddot{x} で 3 つになります。
このページの例はすべて、サイトのビルド時に Scissor LaTeX で組版されています。 最終更新:2026-11-07